そして、それが風であることを知った。 [ナクソス]
先週、盛岡で購入した
rei harakami「joy for joy.ep」をようやく聴く。
(ずっと、カルカヤマコトに夢中だったので…)
淡々とキレイな音が重なり合って構築されるミニマムで無調な音楽、
なのに繊細かつ透明、浮遊する響きのうねり。
この感じって武満徹の音と同じ方向を向いているな、
って思った。
ということで引き続き武満徹のCDを聴きだした。
真夏の暑苦しさを忘れさせてくれる静かで穏やかな音、
rei harakamiと同様に時の流れを緩やかに感じさせてくれる。
1962年の武満のコメント、
音楽は、音か沈黙か、そのどちらかである。
私は生きるかぎりにおいて、沈黙に抗議するものとしての<音>を択ぶだろう。
それは強い一つの音でなければならない。
これが両者をつなぐキーワードじゃないかな。
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