時計じかけのオレンジ [ナクソス]
あまりあるエネルギーをもてあそぶティーン・エイジャーの理由なき反抗、
「時計じかけのオレンジ」。
オープニングの赤一色の画面にヘンリー・パーセルの「メアリー女王の崩御によせる音楽」。
コロヴァ・ミルクバーにてドンギマリの目をしたアレックスが画面の向こうの私たちに向かって
グラスをちょっと差し上げ乾杯をする。
チープな電子音で奏でられているサントラは充分ヤバイが、
ナクソスからリリースされている原曲版もヤバイ。
300年以上前の作品だが、アンビエントな響きは時代を超越する。
前半の青白い映像の中で描かれる無邪気なバイオレンスは美しく感じる。
この映画の本当のバイオレンスは、
後半の強くてブヨブヨした奴らが出所したアレックスに対する仕打ちにある、
と思っている。
この記事はタワーレコードのフリーペーパー「bounce.com」で
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「Tracks' bouncin' back to back!」というの企画の
「あの映画のこの音楽が忘れられないの!」向けに書きました。
by All-Tone (2005-12-02 22:12)
おっと、コチラ。
↓
http://www.bounce.com/article/article.php/2224
むっ!地震が来た、結構ゆれてる。
by All-Tone (2005-12-02 22:17)
兄さんやっぱ雑学王さま☆
この映画はあたしもカルチャショック受けたものの一つだにゃ。
上のクラシカルなやつあどこで使われてたっけ??
も一回観たくなっちった。
みおう。
by くるくる (2005-12-03 15:33)
俺がこの映画を観て思ったのは
「結局、人格ってなんなのサッ!!!」
って事だな。
by コ~バヤC (2005-12-03 21:54)
>くるくるさん。
雑学ってことはないだろうけど、
ルネサンス期(バッハ以前ね)の音って結構アンビエントでいい感じだよ。
トランスのあとに聴いても気持ちいいし。
「メアリー女王」はオープニングでガッツリ流れています。
サントラ盤でも1曲目ですね。
>コ~バヤCさん。
そうそう、
いじめられ過ぎたのか結局は元の人格に戻るという(笑)。
「三つ子のタマシイ百までも」というところでしょうか。
by All-Tone (2005-12-03 23:40)