「CLOSER vol.2」@11.10 新宿MARZ + Motion [音楽]
18:15
「MARZ@OVUM」
開演ギリギリに入場、ステージには幕が下りていた。
カウンターでビールを受け取りフロアを確認するとお客さんは100人くらい。
なぜか最前列があいていたのでもちろん最前列中央へ。
幕があいたのはそれから10分後くらいかな。
まずはCD「CLOSER vol.1」収録の「brilliant lies」。
椅子に腰掛て演奏するリードギターのメロディーが3拍子にのっかって心地よい。
次はCD「CLOSER vol.2」収録の「reflection」、
8分の刻みをベースに3拍子、6拍子、7拍子と展開するこの曲はリズム隊がキツそう、
もっとスネアで軽快にリズムが出せないかな…
最後は初めて聴く曲なのでタイトルは知りません、4拍子の堂々たる楽想。
曲はギタリスト二人のエフェクタ操作で終了、
この景色はレディオヘッド「キッドA/アームニジック」武道館公演でも観た景色。
これからのOVUMはエレクトロな展開もあるのかな?
20:00
「FORT WAYNE@Motion」
前のバンド「SHIFT」が終わり入場、カウンターでビールを発注。
フロアを見ると前列がスカスカ、
「CLOSER」のお客さんは前列が苦手なのかな?
白いSGを抱えてFORT WAYNEが登場、
プロジェクターにも灯が入りライブスタート。
映像には大きな目が2つ、モノクローム。
でも音がリンクしてくれば極彩色。
INTROから驚いた、
ベースレスのイメージがあった彼女の楽曲に堂々たるベースラインが登場、
オケにのせてFORT WAYNEはうつむいたままギターをつま弾く。
そこからは約20分くらいのNONSTOPmix、
ずーっと世界観にひき込まれて時間が経つのを忘れている自分。
「RESIGNATION」ではギターをかき鳴らす、微妙にずれるトレモロ。
なんかロックな感じ。
つたないながらも伝わる、それがいいんだ。
やっぱ、
ライブにはライブなりのカタルシスがある。
唯一のMCでは煽ることなく来場者に対する感謝のコトバを、
そして最後はCD「CLOSER vol.2」収録の「TIME」。
20:30
「henrytennis@MARZ」
「FORT WAYNE」終了後、余韻に浸る間もなくMRAZへ移動。
会場に入るとすでに演奏が始まっていた。
カウンターでビールを受け取りフロアへ、またもスルスルっと最前列へ行けた。
演奏は変拍子+インプロバンドとして「OVUM」より成熟している印象、
アイコンタクトからの展開も中々堂に入っている。
ドラムは派手さはないが安定したキープ力、
ギターはザッパ的と私好み。
ただ、
私のいた上手の方にはサックスがほとんど聴こえなかったのは残念、
ソロ以外でもカウンターとかいろいろやってそうだったし。
私が観たのは以上の3組。
全11組と出演者多数、でもオールではなく22時には終了。
各アーティストの持ち時間が30分と短くバンド見本市という感じ、
(そういう趣旨でもあるのですが…)
じっくりとアーティストと向き合いたい方はそれぞれのライブに出向いて楽しみましょう。
コメント 0