もりすぎッ!の鳥居みゆき。 [鳥居みゆき中毒者の手記]
某動画サイトにて、
とりみー出演の東海テレビ「もりすぎッ!」(2/19OA)を観ました。
http://www.tokai-tv.com/morisugi/
刺されてましたね、木下さん。
その後のブリッジがキュートだったことも付け加えておきます、
なかなかすばらしい変化球。
よく、
「木下さんは放送コードにひっかかる」という発言を散見しますが、
そうは思っていません、私。
放送コードというのは出鱈目とでっち上げの「自主規制」で、
メディア自らが課したタブーですから。
なので今回のOAは、
木下さんシリーズは「放送できない」のではなくて、
「放送しないだけ」だったことを暴露したようなものです。
フリーフォームな表現者をテレビで遊ばせることはリスクを背負うことです、
それでも東海テレビの制作陣はやってくれました。
今回の編集は「表現と規制」の狭間のいいバランスだったのでは?
と思っています、
私的に。
拝啓、鳥居みゆき様。 [鳥居みゆき中毒者の手記]
R-1ぐらんぷり6位、
おめでとうございます。
敬具。
鳥居みゆきDVD「ハッピーマンデー」は警告付きで発売。 [鳥居みゆき中毒者の手記]
本日(2/17)、
R-1ぐらんぷり2008 決勝 へ出場するとりみー(@鳥居みゆき)のDVDの話題がスポーツ報知に。
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080217-OHT1T00020.htm
以下、抜粋(注釈付き)。
支離滅裂な妄想ネタで人気急上昇中のお笑いタレント・鳥居みゆき(26)の
初の撮り下ろしDVD「ハッピーマンデー」(4月23日発売)が異例の警告付きで
発売されることが16日、分かった。
注:初の撮り下ろしではないはずですが…
これまで放送できなかったネタが満載で、
ジャケットには「DVDには過激な内容がある」と記すという。
本紙インタビューに答えた鳥居も「1日2回見るとおかしくなるかも」と話した。
鳥居は日テレ系「エンタの神様」などお笑い番組で人気上昇中。
注:あはは、さすが讀賣グループらしい表現だ。
DVDは白装束でマラカスを振りながら「ヒットエンドラーン!」と叫び、
妄想ワールドを展開するキャラクター「マサコ」のコントなどを収録したもの。
予約段階で、インターネット書店「アマゾン」のDVD総合チャート最高7位を記録した。
日本赤軍やあさま山荘事件などをネタにするなど際どい内容があることから、
メーカー側はジャケットに「このDVDには過激な内容が含まれています」との
文言を入れることを決定。
審査機構による年齢制限も覚悟しているようで、
「テレビでは放送できない内容ばかりで、18禁も仕方ない」と話している。
年齢規制、放送禁止、発売禁止の類は発売元、配給元による自主規制ですから、
とりみーサイドがこれらを意図して制作しているなら「万人向け」する方向で活動しない、
ということですね。
これは意義があると思います、私は世間に対する宣戦布告と捉えています。
アメリカからの輸入レコードやCDを買うと、
ワーニング・ステッカー(警告シール)が貼られている商品があります。
「両親がこのアルバムを子供に聞かせるべきかどうかご判断ください」
という意味のものです。
もちろん自主規制ですが、
この対応は発売元が平坦な規制をせずに、
制作サイドへの過度な現場介入を抑制する意義もあるはずです。
私は彼女の芸が好きです、凄く面白いです。
でも、
「あぶい!」と思ったことはありません、
過激だともアングラだとも思っていません、私。
だって、
大寅興行社の見世物小屋や四月馬鹿@新ピでアングラの総本山を観ていますから。
それらと比べればとりみーの芸はポップでスタイリッシュですよ。
タブーを生み出し続けた今、
表現の自由は闘わずして得られない。
この際、
多少の換骨奪胎は目を瞑り、発売元の英断を称えましょう。
エンタの神様の鳥居みゆき。 [鳥居みゆき中毒者の手記]
某SNSで一度だけ書きましたが、
GyaOで「カンニングの恋愛中毒(#70 芸人面接)」を観て以来、
鳥居みゆき中毒です、私。
いちおう、ご存知ない方のために。
・Wikipedia:鳥居みゆき
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E5%B1%85%E3%81%BF%E3%82%86%E3%81%8D
そんな鳥居みゆき(以下、とりみー)が
「エンタの神様」に出演するということでチェックしました。
ちなみに、
この番組を見るのはモーニングと宝塚のコラボ以来です、
何年振りかしら?
結果から言えば、
テレビ(地上波)でのとりみーは「必殺技を禁止されたプロレスラー」みたいなものだけど、
なんとかそのルールの内で勝負ができ、引き分けという感じ。
ここは制作サイドの演出指導?
という箇所も散見され、ホントにギリギリのところで「鳥居みゆきの芸」を成立させていました。
そこはとりみーの素晴らしいセンス、バランス感覚。
まぁ、制作サイドからすれば、
放送コードという名の「自主規制」の内でなるたけ「商品」にしようとした感じでしょう。
狂気の目力を魅せる箇所では引いて撮るカメラワークとか。
ちなみに、
「放送コード」というのは出鱈目とでっち上げの自主規制であることは
すでに森達也さんの著書「放送禁止歌」で暴露されています。
個人的に、
いわゆる「あるあるネタ」までの導入部は最高でした。
それ以降はいい落としどころだったのでは?
と思っています。
エンタでのネタはようつべやニコ動へupされるでしょうから、
興味のある方はチェックしてみてください。
とりみーは素晴らしい芸人です、
これからもテレビであれば「必殺技を禁止されたプロレスラー」として試合を成立させていくことでしょう、
ギリギリの引き分けで。