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「ナーダム」が結ぶ縁。 [音楽]

1999年にオフノートからリリースされたアルバムがある。
強力無比な3人の音楽家(林栄一、中尾勘二、関島岳郎)による
篠田昌巳作品集「PHOTON」。

このアルバムの終曲として篠田さんがその演奏にはじめて接した時に
深い感銘を受けたという林栄一さんの「ナーダム」が収録されている。

当時25歳前後の私にはこの「ナーダム」は衝撃だった。
シンプルでタフでステキなメロディーの3拍子。
3菅のアンサンブルから溢れ出る音のウネリに酔って意識がとんだ。
長尺の演奏なのに時間の感覚がわからなくなる、
なんともいえないトリップ感。
(のちにブルックナーのシンフォニー9番にはじめて触れたときも
同様の感覚を体験するのだがそれはまた別の機会に。)

これが「ナーダム」初体験。

それから数年後、某衛星放送局の特番で偶然見た某ロックフェス(だったと思う)。
「ナーダム」をありえない大人数で演奏している集団がいた。
それが「渋さ知らズ」。
はじめて触れた渋さの演奏に唖然とし、感動した。

この時に「ナーダム」を演奏する渋さをテレビで見かけなければ現在のように
ライブに通うこともなかったかもしれないと思うと不思議。
(必然の出会いだったようにも思うけど。)

すべては「ナーダム」が結ぶ縁。


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コメント 2

おじゃまします。

初めまして、北海道釧路市在住、岡やん@音キチ館と申します。

「ナーダム」を検索してこちらにたどり着きました。これもナーダムの結ぶ縁ですね。
で、どうして検索していたのかというと、9/10に、釧路町野外で、「100人ナーダム 大所帯楽団演奏大祭」なるイベントを企画していまして、ナーダムについてまとめようと思って調べていました。
いいですよね、ナーダム。僕自身は20名強の「道東管隊」なるお祭り楽団を主催していて、そこでナーダムを演奏していたのですが、札幌のバンドにも参加頂いて、みんなでナーダムをやろう、ということになりまして。
で、うれしいですね。このようにいろいろ見つかるので。

あまり意味のない乱文、失礼しました。
それでは。

okayan@mbg.nifty.com
http://www.otokiti.com
岡やん@音キチ館
by おじゃまします。 (2006-06-15 22:27) 

All-Tone

>岡やん@音キチ館さん、
はじめまして!

blogがつながりにくい中、発見していただきましてありがとうございます。
そして1年以上前の記事にコメントまでありがとうございます。

100人ナーダム!
想像しただけで萌えます(笑)

サイトも拝見させていただきました。
林栄一さんもご参加とはすごい!

お伺いできそうもないので
陰ながら「大所帯楽団演奏大祭」のご成功をお祈りしています。
by All-Tone (2006-06-16 20:53) 

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