破壊王のこと。

かつて「リングの魂」という番組でＭＣの南原が橋本真也のことを
「プロレス界の寅さん」と評していた。

いつも大事なところでケガをしてヤキモキさせるダメなところも
人柄の良さをもってファンから愛されていた。

垂直落下系の危険なワザを流行らせたのは彼だったと思う、
相手の技を胸を出して受け止めたることで信頼関係を成立させていたのでは？

小川がシュートを仕掛けたときも「プロレスラー」として
逃げずに全てを受け止めた、そしてＫＯされた。

「猪木イズム最後の継承者」と称する輩のように相手の技を受けずに攻めるだけの
プロレスのプの字も知らない自称「格闘技系プロレスラーがはびこる中、
技を受けることで相手の力を引き出し、痛みを体現させられる本物の「プロレスラー」だった。

プロレス界は大変な財産を失ったように思う。

コメント 1

http://blog.nikkansports.com/battle/hashimoto/flash.html
by All-Tone (2005-07-12 22:28)