SSブログ

KODAMA AND THE DUB STATION BAND「LOTUSLAND TOUR 2006」@9.27代官山UNIT [音の力]

7月の「ojanse」から始まり各地で展開された夏のライブの総決算、
「LOTUSLAND TOUR 2006」。

開演時間を少し過ぎたころに場内が暗転、
メンバーがセッティングを始める。

コーチさんがセッティング完了の合図をPAブースに送り、
こだまさんの登場を待つ。

そして、
静寂のフロアに突き刺さるようにこだまさんのラッパが鳴り響いた。

!!!!!!!
「METRO」のファンファーレ。

増田さんのカウントからバンドの演奏がスタート。
ダブ処理された残像音の中、上手よりこだまさんが登場。

白いシャツに黒いベスト、
コートを羽織ったオサレなこだまさん。
ミュート時代のビジュアルを彷彿とさせるが、
アタマはいつもの巻物に帽子のスタイル。

曲がブレイクしてriddimが再開、
こだまさんのソロの部分では「FROZEN SUN」のフレーズを演奏してから
「METRO」のテーマへ戻るといううれしい展開。

1曲目からやられた、
という感じ。

2曲目は「MORE」、
以降はニューアルバムからの演奏が続いた。

この日はバンドのテンションも高たった。
アブストラクトな展開になりどこへ向かっているのか
行方がわからなくなるような場面も垣間見えた。

増田さんがスティックを放り投げた「SUN IS SHINING」、
アキヒロさんが弦を切った「FUNKA-DUB」。
これらの場面ではあたかもロックバンドのようだった。

以前ならばこだまさんに遠慮がちに演奏しているように感じる場面もあったが、
メンバーたちが自己主張を始めた。
バンドはまだまだ進化している。
(ちょっと演奏がよれる場面もあったけど…)

アンコール1曲目、
「WHAT A WANDERFUL WORLD」では残念な瞬間があった。
小僧どもがモッシュをしかけたりステージへ駆け上がったりの大暴走、
客席に向かってダイブをした小僧の足が女性の頭部をかすめた瞬間を目撃し悲しくなった。

 小僧ども、
 お前らにとってダブステって何なんだ?
 自分たちは自由に踊っているつもりかも知れないが、
 ほっこりしている瞬間を壊すような行為はヴァイブスが違うんじゃないかな。

アンコールは「黄金の花」、「ビーマイベイビー」、「ロシアより愛をこめて」と続き終了。

じっくりとこだまさんとバンドの音に向き合えるワンマンライブは貴重だ。
この日のライブで「明日を知れない新人バンド」という称号とはお別れでしょう、
これからの展開も気になるところ。

MORE DUB STATION BAND(DVD付)

MORE DUB STATION BAND(DVD付)

  • アーティスト: KODAMA AND THE DUB STATION BAND
  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2006/07/05
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。