希少中古楽器など「PSEマーク」なしでも販売可能に [その他]
少し対応が遅いような気もしますが…
電気用品安全法で「PSEマーク」が付いていない家電製品(259品目)の販売が
4月から禁止される問題で、二階経済産業相は14日の閣議後会見で、
中古品などの販売業者がPSEマークを取得しやすくしたり、
ビンテージものと呼ばれる希少価値の高い一部の電子楽器などについて簡単な手続きで
PSEマークを付けなくても販売できるようにする「特別承認制度」を実施すると発表した。
電気用品の安全性を示すPSEマークは、販売業者などが製造事業者として登録し、
絶縁性を確かめる自主検査などを行えば取得できる。
経産省は6月までに全国500か所で検査を受けられる体制を整え、中小事業者に対し、
検査に必要な機器を無料で貸し出したり、電気保安協会などの協力で6か月間、
無料の出張検査サービスを行う。
さらに、電子楽器や音響機器、映写機などで既に生産が終了し、
他の電気用品で代替できない価値の高い製品については、
PSEマークをつけなくても簡単な手続きで売買できるようにする。
二階経産相は、「古典的な文化財が存在する可能性があるので、
(絶縁試験の)強い電流で楽器に損傷を与えないようにしたい」と述べた。
また、100万枚程度のパンフレットを作り、他省庁や市町村と協力し、
制度の周知を図る考えを示した。
二階経産相は、このほか、同法案が国会で審議された当時、
他の法案と一括審議され、中古家電が販売できなくなる問題について
質疑や指摘がなかったことも明らかにした。
http://www.so-net.ne.jp/news/yomiuri2/headline/html/20060314i403.html
「ビンテージものと呼ばれる希少価値の高い一部の電子楽器」の線引きって
経済産業省のお役人がやるのかな?
by All-Tone (2006-03-14 22:03)